保育学科に入ってみると、まず驚くのが「男子が少ない!」という現実。クラスを見渡しても、ほとんどが女子。つまり、授業中は「男子ひとり vs. 女子の大群」みたいなシチュエーションが当たり前に訪れるんです。この状況、正直、男子にはけっこうハードルが高い…。
特に、「女子だらけの授業で男子が一人」の時間は、もう避けられない日常。なんだかいつも周りから注目されているような気がするし、ふと気づくと、自分だけ違う星に来たようなアウェイ感に包まれてることも。
けれど、実際にその「一人だけ男子」ポジションに立ってみると、意外な発見やハプニングもたくさんあるんです!今回は、そんな男子ならではのリアルなエピソードを紹介してみようと思います。きっと保育学科ならではの面白さが伝わるはず!
この記事は次のような人におすすめ!
授業中、手を挙げるハードルが異様に高い
女子だらけの教室で手を挙げると、異様に目立つ!
保育学科に入ってまず驚いたのが、教室が女子ばかりなこと。クラスの9割以上が女子で、男子は数えるほどしかいない。だから授業中に男子がひとりで手を挙げると、もうめちゃくちゃ目立つんです。なんというか、教室の中で自分だけスポットライトが当たっているような気分。
普通の授業なら「ここは発言しておこう」ぐらいの気持ちで気軽に手を挙げられるはずなのに、女子だらけの中では「今手を挙げていいのか?」と謎に緊張してしまう。いざ「よし、行くぞ!」と意気込んで手を挙げても、なぜかいつもの調子が出なくて…。授業中の一瞬がとにかく気まずく感じるんですよね。
先生の「男子の意見も聞きたい!」が逆に気まずい
そしてやっとの思いで手を挙げると、先生が「お、男子の意見も聞いてみようか!」なんて言ってくれるんですが、これがまた逆に恥ずかしい…。普通に発言したかっただけなのに、「男子の意見」って特別扱いされると、照れてしまうんですよね。
女子のみんなも「どんなことを話すんだろう?」と温かく見守ってくれてるのが、さらに気になる…。もちろん、みんなの視線を感じながら発言するのも悪くはないんだけど、もう少し自然体で答えられる場面が欲しいというか。毎回「次こそ自然に話そう!」と決意するんですけど、この「男子の意見」に対するハードルの高さはなかなか慣れないものです。
話し合いのグループワーク、空気感が謎に重い
「男子ひとり vs. 女子グループ」が出来上がる現象
保育学科の授業では、グループワークが多いんです。例えば「じゃあ3~4人で話し合ってね!」と先生が指示を出すと、自然と「女子グループの中に男子がひとり」という構図が出来上がる。人数的に、どうしてもそうなっちゃうんですよね。
周りの女子も気を遣ってくれているのが伝わってくるし、「あ、このグループ、空気が重いぞ…」となんとも言えない感覚が漂う。女子が何かを話し出すたびに「ここ、僕も入るべき?それとも聞き役?」と謎に悩んでしまうのも、このパターンあるあるです。
- 女子同士の会話に入るタイミングを探る
- 話し合いのリードを任されそうで焦る
女子の気遣いが、逆に不思議な重さを生む
気を使ってくれるのはありがたいんですけど、みんなが配慮してくれると、それが逆に「微妙な重い空気」に変わってしまうことも。例えば女子同士で話しているときの軽やかな雰囲気が、なぜか僕がいることで少し緊張感が漂っている感じなんです。
優しくしてもらえるのはありがたいけれど、配慮が多すぎるとちょっとした「気まずさ」も発生します(笑)
グループ内で「じゃあどう進めようか?」なんて声がかかったときに、「あ、これは僕がリードした方がいいのか?」なんて考え出して、いつの間にか話し合いの中心から少しずつ遠ざかることもしばしば。そして結果的に「女子グループでおとなしくなりがちな男子」が完成するという流れ…この気まずさ、男子保育学生あるあるだと思います。
「男子としてどう思う?」と、聞かれがち
男子としての意見を求められる場面が多い
保育学科にいると、「男子目線」の意見を聞かれることが多いんです。例えば「男子ってこういう保育スタイルどう思う?」とか、「お父さん目線だとどう感じる?」みたいな質問が突然飛んでくる。もちろん、保育の場では「お父さん的な視点」も大事なんですけど…、僕はまだお父さんでもないし、男子だからって特別な意見があるわけでもないんですよね。
この手の質問が来るたびに、「どう答えるのが正解?」と少し悩んでしまうし、なぜか男子ひとりが代表して答えるみたいな状況になるのが、少しプレッシャーなんですよね。
頑張って答えるものの、やっぱり照れくさい
とはいえ、自分なりに答えを考えて発言すると、女子のみんなが「そうなんだ~!」と興味深そうに聞いてくれるんです。みんなの温かい視線はありがたいけれど、やっぱりちょっと照れくさい。この「男子としての意見を求められる」場面、保育学科では案外多いものです。
授業が終わってからも「今日は上手く答えられたかな?」なんてひとり反省会をしてしまうことも。そうやって少しずつ、男子としての視点に対して自分なりに考えを持てるようになってきたけど、やっぱり慣れるにはもう少しかかりそうです。
「次はもっと自然に答えたい!」
そんな風にひとり反省会をするのが、保育学科男子のあるあるかも。
だんだんこの環境が居心地良くなる不思議
最初は気まずかったけれど、だんだん安心できるように
最初のうちは、教室の女子の多さに「ここ、自分だけ違う星にいるんじゃ?」と思うほどアウェイ感が強かった。でも、気がつくと、その環境がだんだん居心地良く感じられるようになってくるから不思議です。
クラスの女子も優しくて、自然にサポートしてくれるんです。グループワークで男子が一人のときも、「どう?意見ある?」と声をかけてくれたり、実習に行くときも「大丈夫?」と気にかけてくれたり。こうしてみんなの優しさに触れていると、「あれ、自分ここに馴染んでる?」という気持ちがだんだん芽生えてきます。
少数派の「アウェイ感」が、いつしか「ホーム感」に変わる
しばらくすると、「男子だから特別」って意識が自然と薄れてきて、みんなと一緒にいることが当たり前のように感じられるようになってくるんです。最初の頃に感じていた緊張も、少しずつ「クラスの一員」としての安心感に変わっていきました。
少数派だからこそ、クラスの女子全員が顔を覚えてくれているし、授業や実習で困ったときは「これ、こうするんだよ」と教えてくれる仲間もできる。今では、保育学科の女子だらけの教室が「アウェイ」じゃなく、「自分にとってのホーム」になっているんだな、としみじみ感じることが増えました。
少数派だからこそ、クラスのみんなが顔を覚えてくれたり、自然と助け合える雰囲気が生まれるのが保育学科の良さ。いつの間にか、この環境が居心地良くなっている自分に気づきました。
一人男子の授業も、意外と悪くない?
保育学科に入ったばかりの頃は、「女子だらけで完全アウェイじゃん…」と思っていた授業も、慣れてしまえば意外と居心地が良くなってくるから不思議です。男子が少数派ならではの緊張も最初は感じますが、そのうちクラスの一員として普通に授業を楽しめるようになります。
周りの女子も優しく接してくれて、アウェイ感が「ホーム感」に変わる瞬間がたくさんありました。むしろ、保育学科ならではの「少数派男子」というポジションをちょっと楽しむくらいの気持ちが大事なのかもしれません。
これから保育学科に入る男子のみんなへ
もしこの記事を読んでいる中に、「保育学科に興味があるけど、男子が少ないのはちょっと不安…」という男子がいたら、安心してください!この環境は慣れれば意外と気楽で、むしろ仲間として大事にされることも多いんです。女子のみんなと一緒に授業や実習を楽しんでいく中で、かけがえのない友達やサポートしてくれる仲間もきっと見つかります。
少数派男子ならではのユニークな体験をぜひ楽しんでくださいね!保育学科で、きっと素晴らしい仲間と成長できるはずです!