保育学科では、想像以上に「これって男子に必要なの?」と思うスキルを求められることがあります。でも不思議なもので、それが実習や授業で役立つ場面が意外と多いんです。
例えば、美文字やエプロンの着こなし、子どもと接するときのトーク術など。どれも「男子らしさ」とは一見無縁そうに見えるスキルが、現場ではしっかり活かされます。今回は、男子保育学生がこっそり磨いている5つのスキルを深掘りして紹介します!
この記事は次のような人におすすめ!
美文字スキル:筆跡で評価が変わる!?
字が汚い?それは通用しない
保育学科では、授業や実習で手書きの機会が多くあります。連絡帳、壁面装飾、実習日誌…どれも文字がきれいだと見る人に好印象を与えます。しかし、入学当初の僕の文字は「男子あるある」の崩壊系。
実習で初めて提出した連絡帳を見た先生から、こんな一言をもらいました。
「これじゃ親御さんが読めないね!」
ガーン、ですよ。自分の字がここまで問題視されるとは思いませんでした…
美文字特訓の効果とは?
そこで一念発起して、書店でペン字練習帳を購入し練習を開始。本だけでなく、字のきれいな人に「どうやったら綺麗に見える?」と相談したり、ノートの罫線をガイド代わりにしたりと努力しました。
コツをつかむと、美文字の重要性がだんだんと実感できるように。結果的に実習で「連絡帳の文字が見やすい」と褒められるまでに成長しました。字が整っているだけで、先生や親御さんからの信頼感が全然違うんです!
エプロンの着こなし:見た目も大事なスキル
初めてのエプロン選びでの大失敗
「エプロンなんて、汚れを防げればそれでOKでしょ?」と考えていた保育学科入学初期。そこで僕が選んだのは無地の黒いエプロンでした。しかし、初めての授業で周りの友達に「暗くない?保育士っぽくないよ!」と言われました。
確かに、周りを見渡すとカラフルなエプロンばかり。自分だけ妙に浮いていることに気づきました。
可愛いデザインで一気に印象アップ!
その後、「子どもにも好かれるエプロンとは?」をテーマに研究を開始。次に選んだのは、明るいパステルカラーに動物柄がプリントされたエプロン。これが大正解でした。
子どもたちから「このウサギさん、かわいいね!」と言われるたびに、エプロンの力を実感。クラスメイトや先生からも「子どもウケ良さそうだね」と褒められ、自信につながりました。
明るいデザインで子どもにも親しみを持たれることが大事!
子どもウケする話し方:男子の武器を活かせ!
子どもたちとの距離を縮めるコツ
保育実習で感じたのは、男子ならではの「声のトーン」や「ノリの良さ」が子どもたちと一気に仲良くなる武器になるということ。特に低い声やテンポの良い話し方は、子どもたちにとって新鮮なようです。
ある日、僕が自己紹介をしていたとき、突然こんな声が飛びました。
「お兄さんの声、トランペットみたい!」
トランペット?と思いつつ全力で「トゥルルル~♪」と真似をしてみたら、子どもたちは大爆笑。そこから「もっとやって!」とリクエストの嵐に。
楽しい話し方を研究中
この経験から「子どもウケするトークスキル」を磨こうと決意。話すときのテンポや抑揚を意識しつつ、子どもたちが興味を持ちそうな話題をストックするようにしています。
話し方ひとつで子どもとの距離がグッと縮まるのを感じる瞬間は、とても楽しいです!
絵やイラスト:男子ならではの貴重なスキル
絵心が頼られる場面は多い
壁面装飾や制作物では、絵心がある男子が重宝されます。僕自身、入学当初は全く自信がありませんでしたが、授業や実習を通じて「動物キャラ」を描くのが得意になりました。
「クマさん、うまいね!」と褒められたときは、心の中でガッツポーズ!制作物を通じて子どもたちが笑顔になる瞬間を見ると、「絵心も磨いておいてよかった」と思えます。
シンプルだけど親しみやすい絵が重要
子どもたちはリアルな絵よりも、親しみやすいキャラクターのような絵が好きなことが多いです。そのため、描くときは細かいディテールよりも全体のバランスを意識。自分なりの得意ジャンルを持つと作業が楽しくなりますよ!
力仕事:男子ならではの特技
力仕事は意外と多い
保育学科では、椅子や机の移動、大型道具のセッティングなど、男子が頼られる場面もたくさんあります。最初は「また力仕事か…」と少し不満でしたが、周囲に頼られるうちに「必要とされてる感」が芽生えました。
バイト先の幼稚園などでは「力持ちのお兄さん」として覚えられ、「ちょっとこれお願い!」と言われることが増えました。女性の職場での居場所の発見や自身につながっています!
おわりに:男子のスキルが未来を変える!
保育学科男子が磨くスキルはどれも、現場で輝くものばかりです。最初は「これ、本当に必要?」と思ったスキルも、使う場面が来ると「頑張っておいてよかった!」と思えるものばかり。
これから保育士を目指す男子学生のみなさん、楽しみながらスキルを磨いていきましょう!きっと、あなたの成長が子どもたちの笑顔に繋がりますよ。