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その発言は嫌だった!男子保育学生のワースト3

言葉

保育学科で過ごす男子学生の日常、みなさんは想像したことがありますか?少人数の男子だからこそ直面する悩みや偏見、そして「それ、言わないでほしい…」と思わず感じる言葉の数々。今回は、そんな男子保育学生が日々感じるリアルな「嫌だった発言ワースト3」をご紹介します。

男子だからこそ抱える葛藤、そしてそれを乗り越えて見えてきた未来への希望をぜひ知っていただけたらと思います!

<strong>ゆうた</strong>
ゆうた
  • 保育学科に進学を考えている男子学生の方
  • 男子保育士を目指している方や興味を持っている方
  • 保育に携わる全ての方(学生、現役保育士、関係者など)

第3位:『お兄さん先生』

『お兄さん先生』

これはね、子どもたちに「お兄さん先生~!」って呼ばれる分には全然OKなんです。むしろ、「かわいいな」「頼ってくれてるんだな」と感じる瞬間もあります。

でも、これを周りの先生や実習先の指導担当の先生に言われると、ちょっと話が変わってくるんですよね。

エピソード: 名前じゃなく『お兄さん先生』で片付けられる違和

実際に体験したエピソード

男性が一人だからこその雑な扱い?

<strong>ゆうた</strong>
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確かに、男性の保育学生って数が少ないから、「お兄さん先生」でも誰のことかわかるのはわかります。でも、だからって名前で呼んでもらえないのは寂しいんです。僕だってちゃんと名前あるんですけど……。

これは単なる呼び方の問題じゃなくて、「自分が保育士としてどう見られているか」に関わる問題なんです。
名前で呼ばれることで、「保育士として認められている」っていう感覚が生まれるんですよね。それが「お兄さん先生」で片付けられると、まるで「便利な男子スタッフ」みたいに感じてしまう…

名前で呼んでほしい理由

これ、ただのワガママに思えるかもしれないですけど、「名前で呼ばれる」ってすごく大事なんです。プロとして認められるように頑張ってるからこそ、「○○先生」って名前で呼ばれるだけで、モチベーションが全然違うんです。

次の実習では、ぜひ「お兄さん先生」じゃなくて、「○○先生」でお願いしたいです(切実)


第2位:『女子に囲まれて羨ましいでしょ』

『女子に囲まれて羨ましいでしょ』

これ、男子保育学生ならほぼ100%言われるセリフじゃないでしょうか?「女子ばっかりの環境で楽しそう」だの、「ハーレム状態じゃん」だの、みんな何かしら妄想を膨らませてきますよね。

でも、言われるたびに思うんですよ。「いやいや、羨ましいどころじゃないですから!」

現実の「女子に囲まれた環境」はこんな感じ

まず、保育学科って男女比が極端なんですよ。10人中9人が女子なんて当たり前。授業中も、周りはほぼ女子ばかり。これが「楽しいか?」と聞かれたら、正直その逆です。初めのうちは、特に緊張感と気遣いの連続でした。

例えば、グループワークで自分だけが男子だったとき。最初から「どのタイミングで会話に入ればいいんだろう?」と悩むことに。勇気を出して発言してみても、「あ、それ男子にはわからない話だから」とさらっと返されて終了、なんてこともありました。

<strong>ゆうた</strong>
ゆうた

「一歩引いてみた方がいいのかな?」と思うこともありますが、引きすぎると「積極性がない」と思われそうで、それはそれで悩みの種。結局、適切な距離感を探り続ける日々でした。

でも、そんな日々を重ねるうちに少しずつ慣れていきました。女子が多い中での自分の役割や存在意義を見つけたり、自分なりのコミュニケーションの取り方を学んだりすることで、徐々に自然に動けるようになってきたんです。

保育学科で男子として過ごす毎日は、挑戦と発見の連続。簡単ではないけれど、それでも得られるものは大きいと感じています。

「羨ましい」は本当に羨ましい?

さらに休憩時間。クラス全体がほぼ女子なので、会話の内容も女子トークが中心になりがちです。美容の話、恋愛話、ファッションの話……話題に全然ついていけない。

その結果どうなるかって?男子保育学生たちは自然と隅っこで固まるようになるんですよね(笑)これ、実際には「孤独」なんですよ。だから「女子に囲まれて羨ましい」って言われるたびに思うんです。

ポイント

「羨ましくなんかない!むしろ結構しんどい!」

現場のリアルな環境に期待したい

この「女子に囲まれて羨ましいでしょ?」発言、現場を知らない人たちの妄想だってことを、声を大にして言いたいです!男子保育士がもっと増えて、男性同士で気軽に話せる環境ができたら、この発言もなくなるんじゃないかな、なんて期待してます。


第1位:『なんで男なのに保育士目指すの?』

『なんで男なのに保育士目指すの?』

堂々の第1位!これ、本当に言われるたびに「なんで?」って思うんですよ。いや、こっちが聞きたいです。「なんで男が保育士を目指しちゃダメなんですか?」って。

「なんで?」に込められた偏見を感じる瞬間

この質問、聞かれるシチュエーションは様々なんですけど、返答に困るのはどれも一緒です。「子どもが好きだから」って答えると、大体こんなリアクションが返ってきます。

良くある返答

もちろん、悪気がないのはわかるんです。でも、こう言われるたびに、「ああ、まだまだ世の中の男性保育士に対するイメージはこの程度なんだな」と実感させられます。

子どもが好き、それだけじゃダメですか?

よく考えてみてください。子どもが好きで、その成長に携わりたいと思うことに、性別って関係あります?ないですよね。
むしろ、男性保育士が増えたら、子どもたちにとっても親御さんにとってもメリットがあると思うんです。例えば、男性ならではの力を使った遊びとか、違う視点から子どもを育むこととか。

でも、まだまだ男性保育士が少ない現状では、「なんで?」が先に来るんですよね。僕たちは、この「なんで?」を変えていける世代になりたいと思っています。

もっと自然な世界を目指して

将来的に、男性保育士がもっと増えて、「男子が保育士目指すのは当たり前」って世の中になったら、この発言もきっとなくなるはず僕たちはその未来を目指して、まずは目の前の課題に向き合いながら日々頑張っています!


結論:偏見を超えて、男子保育士が輝ける未来を!

いかがでしたか、このワースト3。男子保育学生として過ごす中で感じる偏見や違和感。それは決して小さなことではありませんが、それ以上にこの道を選んだからこそ得られる喜びややりがいがあります。そして、僕たちはこうした課題を一つひとつ乗り越えながら、保育業界の「当たり前」を少しずつ変えていける存在でありたいと思っています。

保育士に性別は関係ない。そう胸を張って言える世の中を目指して、これからも挑戦し続けます。この記事が、保育に興味を持つ全ての人にとって、新しい視点や気づきを与えられるきっかけになれば嬉しいです。